社会人から看護師へ
最近では一般の企業(それぞれのカラーがあるものですよね。社長や社員をみるとある程度の雰囲気はわかるかもしれません)に数年勤めた後に退職し、新たに看護師を目指す社会人(最近はなれないまま、引きこもり、ニートになってしまう方も少なくありません)が増えてきました。
今一番多い看護師へのなり方は、高校卒業後に看護専門学校に入学するというものですが、看護専門学校には20歳以上の年齢で入学する人が多くなってきています。いままで務めてきた会社を辞めてまで看護職を目指す理由には看護師資格が一度取得すれば、一生モノの資格であること、また、就職先にも困らない資格(取得することで就職に有利になったり、給与アップにつながることもあるものです)であることがあげられます。
また、資格が売り手市場である事以外でも人から必要になる仕事に就きたい、人同士の関わり合いの中で仕事をする事をできる、やりがいを感じることができる、として看護職を目指す方も多いです。一般の会社、企業(CMでのイメージと実態ってけっこう違うものですよね)では人同士のコミュニケーションがとれなかったり仕事にやりがいを感じる事ができないこともあるかもしれません。社会人経験者が看護師になった場合に現場ではどのように受け止められているのでしょう。
医療の現場で、看護師が医師の補助的役割のみの存在でしかない場合があったり、看護師が医師と張り合うようになっているケースなど職場でのスタッフコミュニケーションがスムーズにいっていないケースもあるのです。一般企業(シルシルミシルで紹介しているのをみると、すごいなあと感心してしまうことがよくあります)での経験(しないよりもした方がプラスになるといわれていますが、時にはしない方がいいようなこともあるでしょう)を持った社会人から看護師になった人は前職での人間関係などでもまれてきているため、経験を生かして改善のアイデアをだしたりできることもあります。また、違う観点から物をみることができるために社会人(これでやっと一人前といえるかもしれません)を経験してきた人たちは期待されています。